• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

バル-ソ付心臓内視鏡を用いた直視下レーザー照射によるカテーテル焼灼法に関する検討

研究課題

研究課題/領域番号 07670764
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 循環器内科学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

平尾 見三  東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (30208805)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1995年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワード心臓内視鏡 / カテーテル焼灼術 / レーザー照射
研究概要

カテーテル型の内視鏡の先端部に透明のバルーンを取付けたものを、カテーテルメーカーに作成依頼。そのバルーン付きカテーテル型内視鏡を麻酔犬に経動脈的に左室に挿入し、左室内膜面の観察後、Nd:YAGレーザー(20wx2秒)を間歇的に左室壁に照射し、照射エネルギー量と焼灼巣の大きさとの相関性をみた。17頭中、16頭で左室内腔の連続的観察が可能であった。16頭中13頭において、総エネルギー量を変えて左室壁への経バルーン的レーザーエネルギー照射を実施後、摘出心臓において焼灼巣を評価した。13頭中2頭ではバルーンの破裂のためレーザー照射は中断した。レーザー照射を実施した11頭で、左室内膜面の観察後、焼灼巣の左室壁内の拡がりをみた。レーザーエネルギーが照射された内膜部位は黄色に変色していたが、血栓形成は見られなっかた。2頭では焼灼巣がなかったが、残り9頭ではエネルギー量(500〜5000J)に応じた楕円形の焼灼巣がみられた(最大深度9mm)。病理組織学的検討では、比較的周囲と境界明瞭な焼灼域が確認された:中心部は凝固壊死巣、周辺部は収縮帯壊死巣からなっていた。以上より、バルーン付き心臓内視鏡を用いた心内腔の観察が可能で、経バルーン的レーザーエネルギー照射により左室壁にエネルギー量に相関した焼灼巣の作成が可能であることが結果として得られた。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Hirao K.,et al.: "Transballoon Neodymium:YAG laser coagalation of canine ventricle using balloon-tipped cardioscope(abstract)" Eur Heart J. 16. 319 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi