研究課題/領域番号 |
07670815
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 藤田保健衛生大学 |
研究代表者 |
畑 忠善 藤田保健衛生大学, 総合医科学研究所, 助手 (70267954)
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研究分担者 |
長谷川 佳代 藤田保健衛生大学, 総合医科学研究所, 研究員 (80257641)
山内 博英 藤田保健衛生大学, 総合医科学研究所, 研究員
渡部 良夫 藤田保健衛生大学, 総合医科学研究所, 客員教授 (70084572)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1995年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 洞結節細胞 / 活動電位 / 膜イオン電流 / phosphodiestetase-III阻害剤 / cyclic-AMP |
研究概要 |
【目的と方法】細胞内cyclic-AMP活性の変調が洞結節細胞自動能及び膜イオン電流にいかなる修飾を示すのかを目的とした。使用薬剤はphosphodiesteraseIII(PDE-III)阻害剤のpimonebdanとamrinone、そしてadenylylcyclaseを直接活性化するforskolinと細胞膜透過性を持つdibutyryl cyclic-AMP(dBc-AMP)を用いた。方法は家兎洞結節微小標本に二重微小電極法を用いて活動電位と膜イオン電流を観察した。 【成績】PDE-III阻害剤のpimobendan(0.01〜1.0mM)とamrinone(0.01〜1.0mM)、そしてforskolin(1〜100μM)及びdBc-AMP(1〜1.0mM)は自発興奮頻度を濃度依存性に増加させた。そして膜イオン電流に対して上記の薬剤すべてがICaとIKを増加させた。しかしPDE-III阻害剤がIhを増加させるのに対して、逆にforskolinとdBc-AMPが抑制する結果を得た。 【結論】Ihの自動能に対する役割について未知の部分が多いが本結果から、代謝経路から直接的に細胞内cyclic-AMPを増加させる状態ではIhは抑制されるが拡張期電位の脱分極偏位は認めなかった。逆にPDE-IIIを阻害するとIhは増加した。この両群の違いはnegative feedback機構等のcross talkに起因すると推測され、Ihの性質を更に解明する手掛かりと考えられた。
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