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小児再生不良性貧血における造血幹細胞の細胞周期制御機構に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07670853
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関信州大学

研究代表者

菊地 俊実  信州大学, 医学部, 助手 (80262707)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1995年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワード再生不良性貧血 / 造血幹細胞 / レーザー共焦点顕微鏡
研究概要

【目的】再生不良性貧血の造血幹細胞におけるサイトカインレセプターや表面形質の検討は、その病態や臨床効果の予知などに大きく寄与するものと考えられている。従来、こうした検討は主にFlow Cytometer(FCM)を用いて行われてきた。しかし、これらの疾患では、必要な数の造血幹細胞を得ることは技術的に困難なことから事実上不可能であった。今回、われわれはレーザー共焦点顕微鏡(LCM)によりFCMと同等の細胞表面マーカーの解析が可能か否かを検討した。
【方法】GM-CPS依存性細胞株(HML)をGM-CPSまたはTPO存在下で培養した。培養後CD41b、CD42b、CD33、HLA-DRをマウスモノクローナル抗体で標識し、FCMにはFITC標識の、LCMにはBodipy標識のヤギ抗マウス2次抗体を反応させた後、固定した。LCM用検体はさらに7-AADで核を染色した後、サイトスピン標本を作製し、FCMとLCMで細胞表面形質を比較検討した。
【結果と考案】LCMにより得られたTPO依存性細胞表面マーカー発現の変化はFCMとほぼ同様であった。以上よりLCMは細胞数の少ない検体でも解析が可能と考えられた。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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