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室内汚染ガスの小児呼吸器への健康影響に関する実験的研究

研究課題

研究課題/領域番号 07670856
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関名古屋大学

研究代表者

坂本 龍雄  名古屋大学, 医学部, 助手 (60262896)

研究分担者 鳥居 新平  名古屋大学, 医療技術短期大学部, 教授 (80023802)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1995年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードホルムアルデヒド / 気道血管透過性亢進 / 気道収縮 / 気管支喘息 / 室内環境汚染 / アレルギー
研究概要

1.ホルムアルデヒド曝露がラットの気道に引き起こす血管透過性亢進の機序を検討し、神経ペプチドがこれに関与すること、また、肥満細胞からの遊離メディエーター及びブラジキニンの関与がないことを証明した。
2.ホルムアルデヒド曝露1-16時間後に好中球が気道内腔に浸潤し、ホルムアルデヒド及びサブスタンスPに対する気道反応(血管透過性亢進)が増強することを見出だした。しかし、アレルギー吸入による気道反応には変化がみられなかった。
3.ホルムアルデヒド曝露後の気道の病理組織学的変化を分析し、軽度ながら広範な気道上皮剥離を認めた。
4.ホルムアルデヒド曝露後のIgE抗体産生に及ぼす影響については現在検討中である。
5.ホルムアルデヒド曝露の知覚神経機能に及ぼす影響をカプサイシンを用いて調べたが、ホルムアルデヒド曝露が知覚神経からの神経ペプチドの遊離を障害することがわかった。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Ito Kazue: "Role of tachykinin and bradykinin receptors and mast cells in gaseous formaldehyde-induced airway microvascular leakage in rats" European Journal of Pharmacology. (発表予定).

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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