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脳磁界などを用いた発声発語メカニズムの発達に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07670925
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 小児科学
研究機関国立精神・神経センター

研究代表者

北 道子  国立精神・神経センター, 精神保健研究所・児童思春期精神保健部, 室長 (60214780)

研究分担者 菊池 吉晃 (菊地 吉晃)  東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 助手 (50134739)
研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1996年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1995年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード聴覚情報処理 / 脳磁界反応 / 子ども / 小児 / 聴覚誘発反応 / 事象関連電位 / 脳磁界 / 発声
研究概要

1.聴覚情報処理に関する成人と子どもの差異
高次の聴覚情報処理を研究した課題として脳波における聴覚事象関連電位に関する研究がある。しかし、成人と子どもの事象関連電位の異同など明らかになっていない部分は多い。我々は、全頭型の脳磁界計測装置を用い、小児における聴覚刺激にたいする脳磁界反応を測定し、成人におけるものと比較検討した。その結果、小児における反応は聴覚領周辺のものが成人に比して前景にたつ傾向がある。また、成人にはほとんどの場合現れる聴覚刺激開始後100msecぐらいの反応(N1m)は、7〜8歳では出現しないケースがあった。
2.言語音と純音に対する聴覚情報処理の比較
言葉の発声発語にかかわる聴覚情報の処理として、純音と言語音に対する聴覚情報処理を比較した。この比較に関して、成人のデータではいくつかの知見が存在する。ここでは、小児における脳磁界反応を測定し、比較した。刺激提示後450msec付近までの脳磁界反応を分析し、この付近で2-dipoleのパターンを明瞭に推定できる被験者の例で、純音の脳内の発声源と単音節語音の脳内の発生源の比較では、左半球において、差異が認められた。
3.発声に対する脳磁界反応
成人における発声に伴う脳磁界反応の測定を試みたが、実際には発声に伴う口周辺の動きの磁界への影響を出現しないように訓練するために大変時間がかかった。子どもでの実験ではさらに困難であった。ここでは成人における脳磁界反応を分析した。

報告書

(2件)
  • 1996 実績報告書
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 北道子: "小児における聴覚性事象関連脳磁界の測定に関して" 日本生体磁気学会誌. Vol.9,No.1. 158-159 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 北道子: "小児における聴覚誘発脳磁界の測定" 脳と発達. Vol.28. 234 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 菊池吉晃: "事象関連脳磁界の脳内発生源について" 日本生体磁気学会誌. Vol.9,No.1. 160-161 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] Michiko, Kita et al: "Study of event-related field in children using a whole-head type ME6 system" Electroenceph. clin. Neurophysiol.97. S, 124 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Yoshiaki, Kikuchi et al: "Source localization of event-related neuromagnetic fields using a whole-cortex type sguid system." Electroenceph. clin. Nenrophysiol.97. S124 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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