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川崎病疾患における好中球活性酸素生成亢進症の解析

研究課題

研究課題/領域番号 07670926
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関国立小児病院

研究代表者

綱脇 祥子  国立小児医療研究センター, 炎症, 研究員 (00211384)

研究分担者 吉田 ルシア幸子  国立小児医療研究センター, 炎症, 科学技術庁特別研究員
倉辻 忠俊  国立小児医療研究センター, 炎症, 室長 (60051728)
研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1995年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード活性酸素 / NADPHオキシダーゼ / 慢性肉芽腫症 / サイトゾル因子 / p40 / p67
研究概要

活性酸素生成酵素(NADPH oxidase system)は、細胞膜因子(cytochromeb558のαおよびβサブユニット)とサイトゾル因子(p47,p67,rac p21)から成る複合酵素系である。我々は、p67と一緒に免疫沈降されるラベルバンドとしてp40を発見した。しかし、このp40が実際にNADPHoxidase systemに関与しているか不明であった。そこで、この逆が成立するか確認するため、常道に従ってp40のC末端に対する抗体を調製して免疫沈降を行い、イムノブロット法で直接確認した。興味深いことに、抗p40C抗体は、p40を沈降させるがp67を沈降させる事は出来なかった。これに反し、N末端に対する抗体は、p40と共にp67を沈降させた。つまり、p40はそのC末端を介してp67と複合体を形成している事が明らかになった。さらに、抗p40N抗体と異なり、複合体を解離させる抗p40C抗体は、O_2生成活性を抑制した。以上の結果は、p40が実際にNADPH oxidase systemに関与している事を機能レベルで初めて示したものである。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Fujii, H. et al.: "Electron spin resonance studies on neutrophil cytochrome b558: evidence that low-spin heme iron is essential for O_2-generating activity" J. Biol. Chem.270. 12685-12689 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 綱脇祥子: "マクロファージの活性化と活性酸素生成能(特集IIマクロファージ系細胞の活性化と分化)" 臨床免疫. 28. 49-57 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 加々良重徳,綱脇祥子: "好中球NADPHオキシダーゼ活性化機構:第3サイトゾル因子p40とp67の会合様式" 日本炎症学会雑誌. (印刷中).

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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