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特発性下垂体機能低下症の病因に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07671154
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 内分泌・代謝学
研究機関帝京大学

研究代表者

田中 孝司  帝京大学, 医学部, 教授 (70142453)

研究分担者 長田 恵  帝京大学, 医学部, 助手 (80147074)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1995年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードSheehan症候群 / ACTH単独欠損症 / 下垂体機能低下症 / 抗下垂体抗体
研究概要

1)Sheehan症候群(Sheehan)5例(いづれも汎下垂体機能低下症)、ACTH単独欠損症(IAD)4例、および健常人5例より血清を採取した。これらの血清からprotein-A columnを用いてIgGを精製した。(2)正常ラット下垂体前葉細胞の単層培養系をを用いて、上記各患者のIgGの合成CRH、GRH刺激時のcAMP産生に対する作用を検討した結果、Sheehan3例、IAD3例でCRH刺激時のcAMP産生が抑制された。GRH刺激時のcAMP産生はSheehan2例で抑制がみられたが、IADではいづれの例でも抑制はみられなかった。健常人でも各1例でCRHおよびGRH刺激時のcAMP産生の抑制がみられた。3)上記IgGより得たFabとperoxidaseを結合したFab-peroxidaseを用いた正常ヒト下垂体組織での免疫染色については現在検討中である。4)単層培養系での結果はSheehan、IADの病因として視床下部ホルモンの下垂体に対する作用の阻害抗体の関与を示唆するが、実験系の特異性になお検討の余地がある。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 田中孝司: "Cushing症候群の病型分類・診断基準" 内科. 75. 1609-1612 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 荻野良郎: "肥満にみられる各種病態と合併症・内分泌機能" 日本臨床. 1995年 特別号. 316-319 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 荻野良郎: "Pre-Cushing症候群を合併した先端巨大症の一例" ACTH Related Peptides. 6. 113-117 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 長田 恵: "Pre-Cushing症候群を合併したアルドステロン症の一例" ACTH Related Peptides. 6. 107-111 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 田中孝司: "最初内科学教科書" 黒川清 他編(発表予定), (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 田中孝司: "治療薬ガイド" 和田攻 他編(発表予定), (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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