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骨髄腫細胞の骨髄微小環境における接着・増殖機構の解析

研究課題

研究課題/領域番号 07671203
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 血液内科学
研究機関大阪大学

研究代表者

西浦 哲雄  大阪大学, 医学部, 助手 (00252669)

研究分担者 石川 淳  大阪大学, 医学部・附属病院, 医員
矢倉 宏祐  大阪大学, 医学部・附属病院, 医員
金倉 譲  大阪大学, 医学部, 助手 (20177489)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1995年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワード骨髄腫 / 骨髄微小環境 / フィブロネクチン / マンノース6リン酸 / IGF-II
研究概要

1.骨髄腫細胞におけるCIM6P/OGF II receptorの意義
骨髄腫細胞株OPM-2とヒト臍帯静脈血管内皮細胞(HUVEC)との接着分子としてcation independent mannose 6 phosphate/insulin like growth factor II (CIM6P/IGF II) receptorを同定したが、他のヒトB細胞株における発現をRT-PCR法にて検討したところすべての細胞株に発現していた。さらにヒト骨髄ストローマ細胞と骨髄腫細胞株との接着におけるCIM6P/IGF II receptorの関与を検討したところOPM-2だけでなくヒト骨髄腫細胞株RPMI 8226においてもMannose 6 phosphateで有意に阻害されCIM6P/IGF II receptorを介する接着が広く骨髄腫細胞と骨髄ストローマ細胞との接着に関与していることを明らかにした。一方、骨髄ストローマ細胞のIGF II、 IGF II receptorも発現していることが明らかとなり、骨髄腫においてIGF II-CIM6P/IGF II receptorが増殖にも深く関与していることが明らかとなった。
2.細胞外マトリックスの骨髄腫細胞増殖機構の解析
細胞外マトリックスの1つであるフィブロネクチンにより増殖が促進されるヒト骨髄腫細胞株OPM-3を樹立しそのシグナル伝達機構を解析した。その結果VLA-4を介して増殖は促進され、チロシンキナーゼが働く。またfokal adhesion kinase (FAK)のキナーゼ活性は上昇し、さらにprotoncogeneの1つであるVav、Raf-1のリン酸化の増強を明らかにし、このシグナル伝達にRASの経路が関与することを明らかにした。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Masafumi Yoshimura: "High Expression of UDP-N-acetylglucosamine : β-D manno SDe β-1,4-Nautyl glucosaminyl traneferaseIII (CosT-III) in CML in Blastcrisis." Int.J.Cancer. 60. 443-449 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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