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Ig/TCR再構成のPCR解析を利用したリンパ系腫瘍に対する免疫療法の試み

研究課題

研究課題/領域番号 07671207
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 血液内科学
研究機関神戸大学

研究代表者

井本 しおん  神戸大学, 医学部・附属病院, 助手 (50263380)

研究分担者 小泉 民雄  兵庫県立成人病臨床研究所, 研究員 (80221232)
伊藤 光宏  神戸大学, 医学部, 日本学術振興会特別研
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
キーワード免疫グロブリン遺伝子再構成 / T細胞受容体遺伝子再構成 / 腫瘍クローン / 腫瘍特異抗原 / 微小残存腫瘍 / 腫瘍特異免疫 / ペプチドワクチン
研究概要

I.IgH/TCR gene rearrangement 解析による腫瘍クローンの同定
1)臨床検体(ALL 11例、NHL 14例、CLL 2例、CML blast crisis 1例、plasmacytoma 1例)よりDNAおよびRNAの抽出を行い、まずsouthern blottingにてrearrangementを検索した。この方法では約30%にrearrangementを検出した。2)PCR; IgH, TCR_γ, TCRδ各遺伝子可変領域のconsensusu sequenceをprimerとし、PCRでclonal band(s)の検出を試みた。まず、腫瘍細胞株(B細胞系; Raji cell, NALM 16, T細胞系; Jurkatt cell Molt 3,Molt 16)を用いてPCRの最適条件を確立した。それに基づき臨床検体の検索を遂行中であり、現在までに約60%にPCRでrearrangementを検出できた。3)Sequencing; PCR陽性例についてsequencingを開始している。4)MRDの検出; PCR陽性例では、治療後の定期的なサンプリング分についてもPCRを行い、MRDの検索を進めつつある。
II.MRDに対する免疫療法の試み
1)抗腫瘍活性測定; 患者末梢血リンパ球の免疫機能を、NK活性、リンパ球サブセットなどを指標に治療前後で比較すると共に、抗腫瘍活性を腫瘍細胞(primary cultureまたは細胞株を使用)と混合培養し、殺細胞活性をflow cytometry (propidium iodide取り込み)を用いて検討している。
ペプチドワクチンについてはsequencingができ次第進めていく予定である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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