研究課題/領域番号 |
07671239
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
谷口 茂夫 東京大学, 医学部(病), 助手 (50188380)
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研究分担者 |
野坂 和男 東京大学, 医学部(病), 助手 (70150274)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1995年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | VEGF / VPF / 糸球体上皮細胞 / RT-PCR |
研究概要 |
慢性、進行性の腎障害の進展機構の要因の一つと考えられている糸球肥大に対する血管内皮増殖促進因子Vascular Endothelial Growth Factor/血管透過性因子Vascular Permeability Factor(VEGF/VPF)の及ぼす影響を検討した. まず、以前よりVEGF/VPEの発現が知られている糸球体上皮細胞でのVEGF/VPF mRNAの発現の調節を検討した.我々が開発した糸球体上皮細胞の培養系とRT-PCRの方法を用い、VEGF/VPFのmRNA発現を定量的に検討した.培養糸球体上皮細胞では多量のVEGF/VPFのmRNA発現が見られた.他の細胞系でVEGF/VPF発現を促進するとされているTPAの影響をみたが、特に変化は見られなかった.また、糸球体上皮細胞を障害し、in vivoでは糸球体硬化をもたらすことが知られているpuromycin aminonucleosideの影響を見たが、これも特に変化が見られなかった. 同様にin vivoでの検討を行なった.正常動物ではVEGF/VPFmRNAは糸球体と同様尿細管にも多量の発現が認められた.puromycin aminonucleoside腎症の実験モデルで腎内のVEGF/VPFmRNA発現の調節を検討したか、正常動物との差異は認められなかった. 以上のように我々の検討からは糸球体硬化にVEGF/VPFが関与している事を積極的に示唆する結果は得られなかった.
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