研究課題/領域番号 |
07671293
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
新本 春夫 (1996) 東京大学, 医学部・附属病院, 助手 (30281702)
布川 雅雄 (1995) 東京大学, 医学部(病), 助手 (50270880)
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研究分担者 |
小見山 高士 東京大学, 医学部・附属病院, 医員
安原 洋 東京大学, 医学部・附属病院, 講師 (50251252)
重松 宏 東京大学, 医学部・附属病院, 講師 (40134556)
折口 信人 東京都老人総合研究所, 研究員
新本 春夫 東京大学, 医学部(病), 医員
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1995年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 重症虚血肢 / 糖尿病 / 吻合部内膜肥厚 / 人工血管 / 血行再建術 |
研究概要 |
A)run-off不良モデル確立の困難性 NZW-rabbitに対し、run-off不良状態を生じさせ、腹部大動脈を人工血管で置換したモデルの確立を試みた。しかし、置換した人工血管の早期閉塞とこれに起因する死亡例が高頻度で発生し、本モデルの確立が容易でないことが判明した。このため糖尿病を発症させる以前に血行再建術後の長期経過観察による検討、評価を行うための実験系の確立が肝要と考えられ以下の方法を試みた。 一側の大腿動脈結紮例(A)、両側の大腿動脈結紮例(B)、一側は大腿動脈対側は腸骨動脈結紮例(C)、両側腸骨動脈結紮+自家静脈を使用(D)の4群で検討した。(A)群では術後の長期生存を得たが、血行動態上はrun-off良好群と同等の所見しか得られず、結果的には十分なrun-off低下群とはならなかった。(C)群および(D)では煩雑な手術術式と侵襲の大きさのため術死が多く妥当なモデルとして両側大腿動脈鍔結紮例を採用した。 B)二期的手術による時間的経過に派生した慢性的病態の変化 術後の早期死亡例が多いのは、動脈結紮術と人工血管置換術を同時に行ったことによると考え、まず両側の大腿動脈結紮術を施行し、一定の回復期間を置いた後人工血管置換術を行った。回復期間については、1週間、2週間、4週間を設定して比較した。この結果、2週間以上の期間をあけると生存率は向上するが、間隔が長期になるに従い、側副血行路の発達が著しく進行していた。従って長期生存とrun-off低下を併存させるモデルとして、二期的手術の間隔は2週間が適当と判明した。
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