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抗CEA・抗CD3バイスペシフィック抗体の抗腫瘍効果に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07671346
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 外科学一般
研究機関福岡大学

研究代表者

秀島 輝  福岡大学, 医学部, 講師 (00238312)

研究分担者 岡田 秀親  名古屋市立大学, 医学部, 教授 (30160683)
白日 高歩  福岡大学, 医学部, 教授 (20038863)
研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードバイスペシフィック抗体 / 細胞障害 / CEA / 消化器癌 / CD3 / 細胞障害反応
研究概要

(1)OH1細胞障害活性誘導.
CD3陽性リンパ球の細胞障害活性の時間依存性を検討した.E/T=100/1で培養3,6,10,20時間で,CH1処理群の障害活性がが11.6%,19.1%,21.9,,42.8%で,非処理群が8.2%,9.2%,14.2%,37.6%とOH1処理群が非処理群に比べて有意に高い障害活性を示した.
(2)高CEA血清によるOH1のCEA陽性細胞に対する結合阻止試験.
CH1のKATOIIIに対する結合が高CEA患者血清によって抑制されるかどうかをフローサイトメトリーで検討したが,患者血清中のCEAはOH1の結合能に影響を及ぼさないことが示された.
(3)消化器癌患者リンパ球を用いたOH1の抗腫瘍活性増強作用の検討.
消化器癌術前患者8名のPBMCを用い,CH1と反応後Effector cellとした.6時間のincubation timeでE/T=100/1および50/1で細胞障害反応はCH1処理群で25.4【plus-minus】16.7%,23.9【plus-minus】9.8%であり,未処理群の12.1【plus-minus】7.9%,9.7%と比較し有意に(それぞれp=0.003,0.002)OH1処理群リンパ球の細胞障害反応の増強作用
(4)SCIDマウスにおけるOH1の抗腫瘍効果の検討.
SCIDマウス腹腔内にKATOIIIを3×10^6個投与し,24時間後にOH1処理および非処理PBMCを3×10^8個腹腔内投与し,生存時間の延長効果を検討した.OH1処理群の平均生存日数は90日で,非処理群の77日と比較し生存延長効果を認めたが有意の差とはならなかった.また抗アシアロGM1抗体を移植前,移植後(2回/週)20μg腹腔内投与することによってnaturalkiller活性を失活させ,生存日数の移植癌細胞数によるdose dependencyをみたが,移植癌細胞数とSCIDマウスの生存日数の間には明確な相関関係は見いだされなかった.

報告書

(3件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] TERU HIDESHIMA: "The Induction of Cytotoxicity by a Bispecific Antibody Against CEA Positive Cell Line,In Vitro" SURGERY TODAY. 26. 83-88 (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] TERU HIDESHIMA: "The Induction of Cytotoxicity by a Bispecific Antibody Against CEA Positive Cell line In Vitro" SURGERY TODAY. 26. 83-88 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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