研究課題/領域番号 |
07671550
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
山内 康雄 関西医科大学, 医学部, 助教授 (00121997)
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研究分担者 |
安田 敬済 関西医科大学, 医学部, 助手 (60230223)
稲垣 隆介 関西医科大学, 医学部, 講師 (10213109)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1997年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | Chiari malformation / spinal dysraphism / pathogenesis / experimental study / Myelomenigocele / Mouse model / Exo-utero culture / Myelomeningocele / mouse model / mouse medel / ヒト |
研究概要 |
平成7年度 胎生12日に手術をし、胎生14日に胎児を取り出して検索した。25胎児中13胎児が生存していた。このうち9胎児に神経管閉塞不全がみられた。透過光による観察では、外科的に二分脊椎を作成した胎児ではコントロールに比較してテント上・テント下の脳室ならびに脳表くも膜下腔のスペースがかなり狭かった。これに対して二分脊椎を作成しようとしたが結果的に作成しえなかった胎児では、テント上下の脳室・脳表くも膜下腔のスペースは、コントロール群との間に差は認めなかった。組織学的には上記の結果が確認された。頭蓋頚椎移行部を観察するとChiariII型奇形と判定しうる所見は見られなかったが、脳幹の変形、後頭蓋窩内容の尾側への偏位などのChiariII型奇形様の変化がみられた。 平成8、9年度 胎生12日に手術をし、胎生16日に胎児を取り出して検索した。2胎児のみが生存していた。このうち1胎児に神経管閉鎖不全がわずかにみられた。透過光による観察では、外科的に二分脊椎を作成した胎児ではコントロールに比較して胎生14日に取り出したものと同様、脳室、脳表くも膜下腔のスペースがかなり狭かった。頭蓋頚推移行部を観察するとChiariII型奇形と判定しうる所見は見られなかったが、脳幹の変形、後頭蓋窩内容の尾側への偏位などのChiariII型奇形様の変化がみられた。しかし明瞭にChiariII型奇形と言える所見ではなかった。
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