研究課題/領域番号 |
07671782
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
坂田 正博 阪大, 医学部, 助手 (10260639)
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研究分担者 |
倉智 博久 大阪大学, 医学部, 講師 (40153366)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1997年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1996年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1995年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 胎盤 / グルコース / 糖尿病 / グルコーストランスポーター / トランスポーター / GLUT |
研究概要 |
1.cAMPがマウス胎盤初代培養において、グルコースの取り込み及びグルコーストランスポーター1の発生発現を抑制することを示した。このことより、cAMPがグルコーストランスポーターの制御因子のひとつであることが明らかになった。次にグルコースのグルコーストランスポーター1に及ぼす影響を3H-2deoxy glucoseの取り込み、グルコーストランスポーター1のNothern blot解析、Immunoblot解析を行って、検討した。グルコースは、マウス胎盤初代培養において、グルコースの細胞への取り込みを抑制し、グルコーストランスポーター1のmRNA、蛋白レベルを抑制することが明らかになった。グルコース自身が、グルコーストランスポーター1の制御因子である可能性が示唆された。現在、ストレプトゾトシンを用いて、糖尿病合併妊娠マウスを作成し、in vitroにおける高血糖の胎盤グルコーストランスポーターへの影響を検討中である。 2.自然陣痛からの胎盤と陣痛のない帝王切開時の胎盤より、それぞれRNAを抽出し、RT-PCRを用い、Sequence Gelを使って電気詠動の後、differential displayを行った。両者間で発現の異なるmRNAのcDNAを回収し、再度PCRを行いlow melting Agarose Gel上で展開し、cDNAを回収した。現在、pGEM-T vectorにこのcDNAをinsertionし、cDNAのサブクローングを続行中である。
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