• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

発声時声門間隙の多角的検討

研究課題

研究課題/領域番号 07671861
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関徳島大学

研究代表者

小池 靖夫  徳島大学, 医学部, 教授 (30026918)

研究分担者 大山 玄  徳島大学, 医学部, 講師 (00223975)
石谷 保夫  徳島大学, 医学部・附属病院, 講師 (00159724)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1995年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワード発声時声門間隙 / 発声時呼気量 / 喉頭画像 / 発声障害 / ケプストラム係数
研究概要

各種喉頭疾患患者につき、喉頭ストロボ・ファイバースコピーを施行し、発声時喉頭画像をビデオ録画した。その際、音声をも収録した。得られた画像は高速ディジタイザにより高精度ディジタルデータに変換し、磁気メディアに収納した後、モニター画面上に再生し、発声時声門間隙の面積を測定した。また声門間隙の形態的特徴を記録した。
一方、同一患者につき同一発声條件下で、Rothenbergのマスクを用いて発声時呼気流率を検出し、音声波とともにデータレコーダに収録した。この呼気流率信号と音声信号を再生し、A/D変換器を介してディジタルデータに変換し、磁気メディアに収納した。この呼気流率データから、積分プログラムにより、単位時間当りの呼気流量を計算した。また音声信号からは、APQ、PPQ、ケプストラム係数等の音響指標値を計算した。
得られた喉頭画像の特徴と、発声時呼気流量値を比較検討したところ、持続母音においては、声門間隙の大きさと平均呼気流量との間に、ほぼ直線的な関係がみられた。しかし、声門間隙の形態と呼気流量の間には、一定の関係はみられなかった。また、APQ、PPQ、ケプストラム係数等の音響指標値と、平均呼気流量との関係は、単純ではなかった。平均呼気流量の値から、発声時声門間隙の大きさを推定することはほぼ可能であるが、音響指標値から声門間隙の大きさや形を推定することは困難であると思われた。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 中川伸一、阿部晃治、大山玄、小池靖夫: "声門間隙と呼気流率との関係" 喉頭. 8. (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi