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神経芽腫の増殖・浸潤に対する血管新生阻害物質の有効性の定量評価

研究課題

研究課題/領域番号 07671957
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 小児外科学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

山崎 洋次  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教授 (70114147)

研究分担者 吉澤 穣治  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (80261220)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1995年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード神経芽腫 / 血管新生 / TNP470
研究概要

【目的】マウス神経芽腫細胞の血管新生作用をミリポアチャンバーを用いて検討し、さらに血管新生阻害薬TNP470の効果を検討した。
【方法】実験にはC1300細胞と7-8週齢のA/Jマウス雌を用いた。ミリポアチャンバーは外径14mmのリングに厚さ0.45μmのフィルターを両面に貼り作製した。A群:チャンバー内に細胞培養液を封入して、マウス背部の皮下に埋め込んだ群。B群:チャンバー内にマウス神経芽腫細胞2X10^6個を封入した群。C群:B群にエタノールに溶解したTNP470を90mg/kg/week腹腔内投与した群。D群:C群にTNP470の代わりにエタノールを腹腔内投与した群。7日後の血管新生の状態を写真撮影して、チャンバーと接触していた範囲の血管の占有面積を画像解析装置SP-500を用いて定量化した。
【結果】血管の面積はA群53.0±8.5、B群93.5±17.1、C群52.7±6.5、D群94.1±27.6mm^2であり、AB間・CD間に有意差(p<0.01)を認めた。
【考察】マウス神経芽腫は血管新生作用を有しており、この作用はTNP470により抑制されることが証明された。
以上は、平成8年6月5日宝塚市で行われる第33回日本小児外科学会総会で発表予定である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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