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Porphyromonas gingivalisの染色体地図作成

研究課題

研究課題/領域番号 07672000
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 形態系基礎歯科学
研究機関愛知学院大学

研究代表者

日比 栄子  愛知学院大学, 歯学部・微生物講座, 講師 (50097606)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードPorphyromonas gingivalis / 染色体地図 / パルスフィールド電気泳動 / 構造遺伝子の局在
研究概要

歯周病原性グラム陰性桿菌のPorphyromonas gingivalis(以下P. g)381株の染色体DNAを8塩基認識制限酵素のNot Iで切断し、パルスフィールド電気泳動で断片DNAを分離した。
その結果780Kbpから20Kbpまで9本の断片が検出された。これより染色体DNAの大きさは約2.3Mbpと推定された。
得られた泳動ゲルをニトロセルロース膜に転写し、標識DNAとハイブリッドさせた。線毛遺伝子(fimA)、およびその上流、下流の遺伝子、プロテアーゼおよび血球凝集素活性に関与する遺伝子(hap)、75K外膜蛋白質の構造遺伝子についてその局在を調べるために、各遺伝子より0.5〜0.9KbpのDNAを溶出し、digoxigenin-labeled deoxyuridine-triphosphateで標識し同システムにて検出した。
その結果、線毛遺伝子と75K外膜蛋白質遺伝子は780Kbpの最も大きな同一断片上に存在することが明らかとなった。hapはfimAと同じ断片と、更に180Kbpの断片上にも存在していた。
また、P. g33277にBacteroides fragilisのトランスポゾンを組み込んで得られた線毛欠損変異株について、組み込まれたトランスポゾンとfimAとの局在についても検索した。
線毛欠損変異株に関してはトランスポゾンは必ずしもfimAの近傍に組み込まれてはいない株も存在する事が確認された。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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