研究課題/領域番号 |
07672039
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学(含放射線系歯学)
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
誉田 栄一 東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (30192321)
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研究分担者 |
吉野 教夫 東京医科歯科大学, 歯学部, 助手 (70220704)
土門 正治 東京医科歯科大学, 歯学部, 助教授 (60014198)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1997年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | フラクタル次元 / 腰椎骨塩量 / 下顎骨骨塩量 / デンタルX線写真 / CT / 骨粗鬆症 / 骨ミネラル / 下顎骨 |
研究概要 |
2次元のフラクタル次元を測定する方法として提唱された、Pixel Dilation法を改善することにより、さらに精度を高めたmodified pixel dilation法を筆者らは開発した。それを3次元に拡大することにより、X線写真における濃度情報をおとすことなく、解析をすることができた。この3次元のためのBoxel Dilation法はX線写真の3次元フラクタル次元を測定可能とし、その精度は十分であることも確かめられた。この方法を用い、骨梁パターンを解析することで、同部の骨塩量を推定でき、X線写真のノイズを除去することにより非常に検出感度も上げることができる。本研究では、骨粗鬆症が疑われた患者の下顎骨骨密度が、全体の骨密度(腰椎骨塩量)を反映していなかったために、本方法において、鑑別診断ができなかったが、骨密度を反映している部位の骨梁パターンのフラクタル次元を本方法により測定すれば、必ずその骨塩量を推定できると考えられ、これからの骨粗鬆症早期診断の簡便で検出感度の高い方法として期待される。
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