研究課題/領域番号 |
07672050
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学(含放射線系歯学)
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
田中 武昌 九州大学, 歯学部, 助手 (30163538)
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研究分担者 |
豊福 不可依 九州大学, 医療技術短期大学部, 助教授 (10117179)
徳森 謙二 九州大学, 歯学部, 助手 (40253463)
三輪 邦弘 九州大学, 歯学部, 助手 (10136509)
米津 康一 九州大学, 歯学部, 助手 (70167039)
田畑 修 九州大学, 歯学部, 助手 (50150470)
湯浅 賢治 九州大学, 歯学部, 講師 (40136510)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1996年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | fuzzy reasoning / computer-assisted diagnosis / expert system / ultrasonography / Fuzzy reasoning / Computer-assisted diagnosis / Ultra sonography / Fuzzy Reasoning / Compnter-Aided Diagnosis / Expert System / Ultra Sono graphy |
研究概要 |
前年度同様に扁平上皮癌の症例のリンパ節転移例を対象症例とした超音波診断支援システムを構築し、超音波診断の経験が比較的浅い卒後1〜3年の研修医を診断支援対象とした。ファジィ推論法としてはMax-Min演算を、確定法として重心法を原則的に応用して診断支援のシミュレーションを行った。 従来より診断支援効果の評価にはaccuracyに注目してきたが、臨床的にはむしろsensitivity、或いはspecificityの方が重要視されることもある。そのような状況では確定法として一般的な重心法よりもsensitivityのためには最大最大法が、またspecificityのためには最大最小法がさらに有用であることが示唆された。従って、臨床的要求に応じて確定法を選択する必要性があると考えられた。 また、観察者独自の診断能と診断支援システムの支援効果を一次回帰で検討した結果、両者は強い負の相関を示していた。そして、観察者独自の診断能が低い程支援効果が高く、一定のレベルの診断能を有する者にはあまり有用性が認められなかった。今回のシステムでは観察者独自の診断能がaccuracy、sensitivity、specificityともに85%以下の者に対して特に有用であることが示唆された。
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