研究課題/領域番号 |
07672063
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
病態科学系歯学(含放射線系歯学)
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
橋本 光二 日本大学, 歯学部, 助教授 (90139197)
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研究分担者 |
篠田 宏司 日本大学, 歯学部, 教授 (80059451)
新井 嘉則 日本大学, 歯学部, 助手 (20212607)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 歯科 / X線 / 口内法 / CCD / デジタル / コンピュータ |
研究概要 |
人工歯根など近年の歯科医療の高度化に伴い、超高解像度のデジタル断層X線写真が求められるようになった。そこで、報告者らは口内法X線撮影用CCDセンサーおよびデジタルパノラマ装置の開発で得た技術を応用し、デジタル多層断層面装置の基礎的研究を行った。 方法)回転撮影台に乾燥下顎骨を固定し、センサーには歯科口内法X線撮影用のCCDを用い、撮影台を約1度回転させる毎にX線撮影を行っていき、一回転する間に256枚の投影データを収集した。データは3.5インチの光ディスクに一旦記録した。このデータから、パーソナルコンピュータ(80486DX4,100Mhz)で、一般的なCTの画像再構成法で使用されている逆投影フィルター法を用いて画像再構成した。本研究に使用したソフトは新たに開発したビジアルC++で、4cm角の立方体に対して、128X128X128のボクセルを設定し計算を行った。1ボクセルの大きさは約0.3mm角の立方体とした。 結果)128X128X128のボクセルの計算をした結果、超高解像度のデジタル断層X線写真が再構成できることを実験的に確認した。計算時は約40分であった。しかし、実用化の為には、投影データの収集方法の改良、計算時間の短縮やセンサーの感度の改良などが必要であると考えられた。
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