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α-置換セリン構造を持つ生理活性アミノ酸の合成に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07672274
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 化学系薬学
研究機関長崎大学

研究代表者

畑山 範  長崎大学, 薬学部, 助教授 (20143000)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1995年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
キーワードα-置換α-アミノ酸 / α-置換セリン / キラル合成 / エポキシトリクロロアセチミデ-ト / Lewis酸触媒下の反応 / オキサゾリン / ミリオシン / コナゲニン
研究概要

最近、酵素阻害剤などの開発に関連してα-置換セリン構造を持つアミノ酸類が大きな注目を集めている。さらにまた、ミリオシン、コナゲニン、やラクタシスチンなどのようにα-置換セリン構造を持ち、免疫抑制活性など特異な生物活性を示す天然アミノ酸も単離構造決定され、これらをリ-ド化合物とする医薬開発の観点から、非常に大きな感心が持たれている。そこで今回、幅広い一般性を持ったα-置換セリン誘導体のキラル合成法を開発し、これらアミノ酸類の供給の途を拓くとともに、その方法に基づきミリオシン、コナゲニン、ラクタシスチンの合成を行うことを目的として研究を行った。その結果以下に示す成果を得ることができた。
1)種々の2,3-エポキシトリクロロアセチミデ-トのLewis酸触媒下の環化反応について詳細に検討し、本反応が極めて高い立体および位置選択性で進行することを明確にできた。
2)上記反応を鍵段階とする一般性の高いα-置換セリン誘導体の簡便キラル合成法を開発できた。
3)上記合成法に基づきコナゲニンとミリオシンの各天然物の全合成に成功した。
これらの成果については第37回天然有機化合物討論会(徳島)において口頭発表し、現在一つは投稿中であり、二つは投稿準備中である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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