研究課題/領域番号 |
07672337
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
横井 毅 北海道大学, 薬学部, 助教授 (70135226)
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研究分担者 |
鎌滝 哲也 北海道大学, 薬学部, 教授 (00009177)
中山 佳都夫 北海道大学, 薬学部, 助手 (20261323)
藤田 健一 北海道大学, 薬学部, 教務職員 (60281820)
佐久間 勉 北海道大学, 薬学部, 助手 (30250468)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1995年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 遺伝子診断 / SM-12502 / クマリン / poor mtabolizer / polymorphism / CYP2A6 / population study / チトクロームP450 2D6 / チトクロームP450 2A6 / drugmetabolism / 発がん / 代謝的活性化 / CYP2D6 / poor metabolizer / CYP1A2 |
研究概要 |
現在までにCYP2A6については、遺伝的多型性の存在が、クマリン代謝の表現型または、ウエスタンブロット分析などで明らかにされつつある。しかし、遺伝子レベルでの研究はほとんどなされていない。本研究では、CYP2A6についてPMの原因遺伝子の特定と遺伝子診断を目的に研究を進めた。 第一にCYP2A6の特異的基質となる薬物であるSM-12502を見いだし、詳細に検討した。In vivo SM-12502代謝試験を健常日本人28名について実施し、代謝能の高いヒト25名(extensive metabolizer,EM)と低いヒト3名(poor metabolizer,PM)の存在が明らかになった。このボランティアのゲノムDNAを用いて、クローニング、サザンブロット法などにより、多型性の原因を検索した。その結果、制限酵素SacIによるRFLPで、CYP2A6cDNAをプローブにして、5つのタイプに分ける事が出来、そのうちのE型がPMと相関することが示唆された。E型は、6.4,4.5,2.6kbのフラグメントを欠損しているため、このフラグメントに相当する遺伝子をEMからクローニングし解析した。その結果、PMはCYP2A6を全欠損していることを明らかにした。そこで、CYP2A6の5′-および3′-非翻訳領域の塩基配列を解析し、欠損部位を同定した。さらに、PCR法での判定を可能にし、日本人132名について、全欠損者は4.5%であることを明らかにした。
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