研究課題/領域番号 |
07672411
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物系薬学
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研究機関 | 国立予防衛生研究所 |
研究代表者 |
久下 理 国立感染症研究所, 細胞化学部, 室長 (30177977)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1996年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | リン脂質 / ホスファチシルセリン / ホスファチジルセリン |
研究概要 |
背景:我々は以前に、CHO-K1細胞株から細胞増殖にPSを要求する変異株(PSA-3株)を分離し、PSA-3株がPSの生合成に著しい損傷を有することを示した。PSA-3株の解析より、CHO細胞には少なくとも2種類のPS合成酵素(PSSIとII)存在し、PSA-3株は、PSS Iと名付けた酵素に損傷を有することが明らかにされた。さらに,PSA‐3株にPS非要求性を与えることのできる2種類のCHOのcDNA(pssAとpssCと名付けた)を分離した。 研究成果:(1)合成pssAペプチドに対する抗体を用い、pssA遺伝子がPSS Iをコードすることを示した。(2)pssC遺伝子が、3段階の翻訳後修飾(ペプチド結合の切断)を経て活性型となるミトコンドリアのPS脱炭酸酵素をコードすることを明らかにした。3)pssA cDNAと類維持した塩基配列を有するCHOのcDNA(pssBと名付けた)を分離し、同cDNAがPSS IIをコードすることを明らかにした。cDNA塩基配列から推定されるPSS IIは、約55kDの膜を9回貫通するタンパク質であった。(4)PSS IとIIの両者に損傷を有する変異株(♯16株)をPSA‐3株より分離することに成功した。♯16株の解析から、PSS IIがホスファチジルエタノールアミンをPSに変換することを明らかにした。(5)PSS Iに自身の触媒活性を調節する部位が存在し、その調節に関与するアミノ酸残基を同定した。(6)PSS IとIIを精製する目的で、昆虫細胞でPSS IとIIを大量発現する方法を開発した。
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