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入院患者の多い地方における精神障害者リハビリテーションに関する総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 07672440
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 医療社会学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

簗瀬 誠  鹿児島大学, 医療技術短期大学部, 助教授 (40239819)

研究分担者 榎本 貞保  鹿児島大学, 医療技術短期大学部, 教授 (80117481)
中元 理恵子  鹿児島大学, 医療技術短期大学部, 助手 (60264462)
研究期間 (年度) 1995 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1997年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード精神障害者 / 通院患者リハビリテーション事業 / 精神障害者小規模作業所
研究概要

精神障害者リハビリテーションに関する総合的研究として,通院患者リハビリテーション事業の協力事業所および精神障害者小規模作業所の通所者を対象とした調査を実施し,以下のような結果が得られた.
1.通院患者リハビリテーション事業
1)協力事業所は,「簡単な仕事を与える」など訓練生の受入れで特別な配慮をしながらも,「どのような状態になると病気が悪くなったのか判らない」など対応に困っている事業所も少なくない.:
(2)訓練生の職業能力としては、多くの事業所が可能と判断した内容は「朝の始業時や昼食の後,休憩の後など仕事を始める時間は守れる」などであり,また逆に多くの事業所で不可能と判断された内容は「他の人に率先して仕事ができる」などであった.
(3)協力事業所は,「通院リハビリテーション事業全体の流れ」「精神病の原因」「注意の与え方」「リハビリテーションの具体的な内容」等についての情報を求めていた.
2.精神障害者小規模作業所
(1)通所者が作業所へ通所することにより改善されたと認識している内容は「作業能力」であり,逆に改善されにくいと認識している内容は「人とのかかわり」であった.
(2)通所者が作業所の役割として認識している内容は,「生活を作る」「生活を楽しむ」「人付き合いに慣れる」場であり,逆に役割として認識されにくい内容は「精神的・身体的安定を得る」「自分を表現する」「就労へ向けての準備」であった.

報告書

(4件)
  • 1997 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1996 実績報告書
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 簗瀬 誠: "鹿児島県における通院精神障害者のリハビリテーション" 公衆衛生. 59. 711-716 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 簗瀬 誠: "精神障害者共同作業所通所者の通所効果について" 保健の科学. 39. 645-649 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] M.Yanase: "Rehabilitation for outpatients with a mental disorder in Kagoshima prefecture." The journal of public health practice. Vol.159 No.10. 711-715 (1995)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] M.Yanase: "Effect of going to community workshop for persons with a mental disorder." Health care. Vol.39 No.9. 645-649 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1997 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 簗瀬 誠: "精神障害者共同作業所通所者の通所効果について" 保健の科学. 39(9). 645-649 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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