研究課題/領域番号 |
07672537
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
看護学
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研究機関 | 日本赤十字看護大学 |
研究代表者 |
筒井 真優美 日本赤十字看護大学, 看護学部, 教授 (50236915)
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研究分担者 |
込山 洋美 日本赤十字看護大学, 看護学部, 助手 (90298224)
山村 美枝 日本赤十字看護大学, 看護学部, 助手 (20277891)
飯村 直子 日本赤十字看護大学, 看護学部, 講師 (80277889)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1996年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1995年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 小児看護学 / カリキュラム / 看護系大学教育 / 21世紀の看護教育 / 小児看護学実習 / 少子化 / 米国の看護教育 / 質問紙調査 / カリキュウラム |
研究概要 |
平成7年度は、CINAHL(1990年〜1995年6月)、最新看護索引(1985年〜1995年)、国民衛生の動向・白書類等の統計により、文献検索を行った。子どもと家族及びその環境に関する文献は多く発表されており、その課題が明らかにされた。一方、課題が多いのにもかかわらず、小児看護学のカリキュラム及び教育に関する文献は少なかった。 平成8年度は、前年度に実施した文献検討に基づき、4年制大学の小児看護学教育カリキュラムの実態について調査をする質問紙を作成し、看護系の学科を持つ全国46の4年制大学に質問紙調査を依頼した。各大学の小児看護学を担当している教員宛に質問紙を発送し、32校(回収率69.6%)から回答を得、そのデータを統計学パッケージ〔HALBAU〕を用いて分析した。記述された内容については、内容分析を行った。 平成9年度は、前年度に実施した質問紙調査の結果及び米国の看護教育などの文献をもとに、看護系大学における小児看護学の授業、技術演習、実習に関する分析を行い、21世紀における小児看護学のカリキュラムを有識者と共に検討した。 その結果、変化する社会に対応した授業、学生が自ら学ぶ姿勢を持って実習に臨むことを助ける技術演習などが求められた。また、少子化の影響で実習施設が得られにくくなっているが、「病気を持つ子どもと家族の援助」の実習施設として、病院ばかりでなく、外来やサマーキャンプへの参加なども今後検討していく必要があることが明らかになった。
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