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家族看護の視点から病障害児の入院や療育が同胞に与える影響と地域支援ネットワーク

研究課題

研究課題/領域番号 07672544
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 看護学
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

泊 祐子  滋賀医科大学, 医学部, 助教授 (60197910)

研究分担者 石川 清美  広島県立保健福祉短大, 看護学科, 講師 (20280183)
研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1995年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワード障害児 / きょうだい / 家族看護 / 観察 / 同胞
研究概要

障害児の出生や発病による家族への影響について,障害児をもつ家族の育児負担と家族外支援ネットワークを対照群と比較した第1次調査ときょうだいへの影響をみるためにきょうだいの関わりを直接観察することにした.
第1次調査は,障害児をもつ家族とその対照となる一般家族各14組への面接聞き取り調査を行った.
第2次調査は障害児をもつきょうだいの関わりを直接観察した.方法は日常生活でよく見られるビデオ視聴場面とおやつ場面とおもちゃ遊び場面を半構成し30分間撮影した.そのビデオを10秒間隔のインターバルに分けてどのような相互作用が起こっているのかをカテゴリーに分類した.
結果をまとめると,以下のようになった.
1)母親からの聞き取りにより健常きょうだいが障害児と心理的に母親の取り合いをしていることがわかった.
2)子どもの誕生による育児負担感の「プラスの変化」は一般群が障害児群の2倍の値であったが,「マイナスの変化」に違いは認められなかった.
3)「家族関係の変化」は障害児群と一般群の間で差は認められなかった.
4)家族からの支援は,一般群よりも障害児群が多様性があった.
5)きょうだいの関わる3つの活動場面のビデオ分析から健常きょうだいが上であり,障害児の障害が重度の場合,楽しい滑動の遊びとなり得ていないケースが見られた.
6)「ビデオ視聴」「おやつ」「おもちゃ遊び」の3つの活動では、障害児のきょうだいへの働きかける行動は,「ビデオ視聴」場面で多く出現していた.

報告書

(3件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 泊 祐子: "きょうだいに障害児をもつ家族の問題(1)" 日本家族看護学会第3回学術集会抄録集. 27- (1996)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1996 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 泊祐子・石川清美他: "きょうだいに障害児をもつ家族の問題" 日本家族看護学会、第3回学術集会. 27 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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