研究課題/領域番号 |
07680035
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
家政学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
佐藤 昌子 大阪市立大学, 生活科学部, 助教授 (80047232)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1996年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1995年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 高齢化社会 / 薄明視 / 視認性弁別域 / 開口色モード / 輝度対比 / 色相対比 / 誘目性 / 色 / 視認性弁別閾 / 視認性 / 弁別閾 / 輝度 / 形 |
研究概要 |
1.研究目的 夕暮れ時の薄明視条件(背景輝度0.01 lx〜2.0cd/m^2)は、視力の低下した高齢者にとって最も見えにくい視環境であり、交通事故が多発するといわれている。そこで、高齢化社会における交通事故防止施策に寄与することを最終目的とし、本研究はCRT上にモデル画像を作成して被験者に開口色モードで提示することにより、薄明視条件下における物体の見えをモデル的に再現し、色と形の視認性弁別閾を背景との輝度および色対比の関係から明らかにする。あわせて、物体を見ている時の眼球運動の解析から、誘目性との関係より明らかにする。 2.研究成果の概要 薄明視条件において視対象を見えやすくするためには、次の条件が必要であることが明らかになった。 1)背景と視対象の輝度対比が大きいこと。 2)視野角が大きいこと(視対象が大きいか、あるいは、視対象との視距離が短いこと)。 3)背景輝度が高いこと。 4)背景輝度よりも視対象の輝度のほうが低いこと(背景よりも視対象のほうが濃い、明度が低いこと)。 5)背景と同系統の色相をもつ視対象は誘目性が低い。
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