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海藻中の抗酸化物質及びその酸化障害抑制作用について

研究課題

研究課題/領域番号 07680066
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 家政学
研究機関東海学園女子短期大学

研究代表者

西堀 すき江  東海学園女子短期大学, 生活学科, 教授 (60082369)

研究分担者 並木 和子  椙山女学園大学, 生活科学部, 教授 (90065011)
研究期間 (年度) 1995 – 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1996年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1995年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード海藻 / クロロフィル類緑体 / キサンチン / キサンチンオキシダーゼ系 / 活性酸素捕捉効果 / 抗酸化活性 / フェオフィチンa / 兎赤血球膜脂質過酸化 / TBA法 / キサンチン・キサンチンオキシダーゼ系 / 鉄・過酸化水素系 / HPLC / クロロフィル関連物質 / 抗酸化性 / 鉄過酸化水素系
研究概要

海藻をブレンダーで粉砕し,クロロホルム・メタノール液で抽出し,抽出物をオープン・カラムを用い,非極性,極性の溶媒で分離し,活性酸素捕捉効果についてスクリーニングを行った.測定は,キサンチン・キサンチンオキシダーゼ系を用いたケミカルルミネッセンス法と,兎赤血球膜の脂質過酸化をTBA法を用いて行った.このスクリーニングテストで活性が認められた区分を薄層クロマトグラフィー(TLC)にて展開し,分画を行ない,さらに活性区分を検討した.その後,TLCの各分画の中で活性の高い分画を,液体クロマトグラフィー(HPLC)で単離精製した.
スクリーニングテストの結果,極性の高い区分の一部と,非極性区分に活性酸素捕捉効果が存在することを認めた.このスクリーニングで活性が認められた区分を薄層クロマトグラフィー(TLC)て展開し,分画を行なった結果,暗緑色区分に活性があることが確認された.これらを単離精製し,構造を検討した.また,標品のクロロフィル関連物質についても検討し,構造と活性酸素捕捉効果を検討した.一方,フェオフィチンaを分取し,活性酸素捕捉効果を検討し,活性が存在することから,活性と構造に関してが興味深い知見を得た.その他,海藻中に共存する活性酸素捕捉能を有するといわれているβ-カロチンとの活性比較も行い,含有比等から総合的に,海藻という食品を食する場合の生体への寄与率などを検討した.

報告書

(3件)
  • 1996 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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