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性周期が運動による高体温時の前腕部からの熱放散反応におよぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 07680147
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関金沢工業大学

研究代表者

高畑 俊成  金沢工業大学, 工学部, 助教授 (90159004)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1995年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード体温調節 / 性周期 / 運動 / 手部還流静脈血温 / 前腕部熱放散機構 / 前腕皮膚温 / 前腕発汗量 / 前腕皮膚血流量
研究概要

手部熱放散量の多少によって決まる手からの還流静脈血温は、前腕部皮膚温を変化させ、結果的に、前腕部からの熱放散、すなわち、前腕皮膚血流量や前腕発汗反応を修飾する。(手部熱放散機構と前腕部熱放散機構の相補性)従来、手部からの熱放散は体温上昇に伴う血管拡張発現後に著増することや、体温上昇に伴う血管拡張の感受性は女性が男性よりも高いことが報告されている。さらに、運動による体温上昇時、血管拡張反応は性周期の影響を受けることも報告されている。
そこで本研究では、性周期に伴い二相性の体温変化を明確に示す健康な成人女性5名を被験者として、研究目的と計画に同意を得た後、室温25℃、相対湿度30%の環境下で基礎体温表から黄体期と卵胞期に測定を実施した。被験者の深部体温を上昇させるため、半仰臥位姿勢による自転車エルゴメーター作業(40%V^^・O_2max)を30分間実施し、作業中および、作業の前後各10分間の鼓膜温、全身9ケ所の皮膚温、前腕血流量(レーザードップラー法)、前腕部発汗量(カプセル換気法)および、心拍数を測定した。手部からの還流静脈血温に差異を作るため、被験者は測定中、左右の手をそれぞれ異なる水温(35℃;高温側、20℃;低温側)に浸漬した。測定は、男子被験者の結果と比較するため、2月から3月上旬にかけて実施した。以上の測定で得られた結果について、(1)前腕部熱放散機構における手部熱放散機構の補償的作用に性周期の影響は認められるか、(2)手部熱放散機構と前腕部熱放散機構の相補性に性差は認められるかについて検討した。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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