研究課題/領域番号 |
07680152
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 埼玉県立衛生短期大学 |
研究代表者 |
佐藤 雄二 埼玉県立衛生短期大学, 一般教養, 助教授 (10196280)
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研究分担者 |
岡野 五郎 埼玉県立衛生短期大学, 医学部, 助教授 (50117610)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1997年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 中国女子アスリート / EAT-26 / 摂食障害 / 月経異常 / 基礎代謝 / 骨代謝 / 中留女子アスリ-ト / 中国女子アスリ-ト / 女子アスリ-ト / やせ願望 / ダイエット / 無月経 |
研究概要 |
今年度は、摂食態度調査表(EAT-26)および記述式アンケートを用いて、中国女子選手(881名)における摂食障害様の食態度・食行動異常(Disordered eating patterns:DEP)と月経異常の発生頻度を一般女性(173名)と比較検討した。種目特性から、選手は6つの系[技術系、持久系I(痩身かパフォーマンス向上に重要である種目)、持久系II(痩身がパフォーマンス向上に重要でない種目)、エステティック系、球技系およびパワー系]に分けられた。EAT-26で評価されたDEPの発生率は、すべての系(技術系1.5%、持久系13.3%、持久系II1.6%、エステティック系3.0%、球技系3.0%、パワー系0.9%)で低く、一般女性(0.7%)と有意差がなかった。無月経の選手は持久系1、持久系II、エステティック系および球技系ではみられず、技術系とパワー系でもそれぞれ0.5%と0.4%と極めて低い発生率であった。これらの値は一般女性での発生率の値(0.7%)と有意差がなかった。このような中国選手での低いDEP発生率は、中国では社会文化的および社会経済的側面からの痩身へのプレッシャーが低いことや、競技力向上のために減量が強く強調されないことに起因すると考えられた。また、中国選手で無月経の発生率が低いことに、DEPの発生率が低い(適切なエネルギー補給)ことが一部関連することが示唆された。 また、雌ラットを用いて、「持久性運動および食事制限が基礎代謝ならびに骨代謝におよぼす影響」について検討した結果、自発走運動に70%の食事制限を加えると、運動による血清脂質の低下作用が消失し、エストラジオール濃度は上昇することがわかった。今後、基礎代謝ならびに骨代謝に関する検討を重ねる予定である。
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