研究課題/領域番号 |
07680228
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
|
研究機関 | 愛知教育大学 |
研究代表者 |
平田 賢一 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (20024060)
|
研究分担者 |
伊藤 俊一 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (50262936)
中西 宏文 愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (90211424)
清水 秀美 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (60025111)
今栄 国晴 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (60023967)
|
研究期間 (年度) |
1995 – 1996
|
研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
|
配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
|
キーワード | CAL / CAI / オーサリング・システム / 学習者制御 / マルチメディア / ガイダンス機構 / コンピュータ利用教育 |
研究概要 |
学習者制御型CAL研究所プラットフォームとして、ハイパーテキスト型制御構造とガイダンス機能を有するマルチメディア型のCALオーサリングシステム(開発名「かきつばた」)の研究と開発に着手し、平成6年度までにそのプロトタイプ版の開発を終えた。平成7年度以降、このプロトタイブ版に基づく実験的教材の開発を行うとともに、利用者からのフィードバックを得ながら、システムの実用化を図るための検討に入った。特に、「コンピュータに特別の知識を有しない一般の教育関係者によるCAL教材の開発」に中心テーマをおいた教材開発環境の設計と整備を行い、平成7年度には「かきつばたM700版」を、平成8年度には、さらにその簡易実用性を高めたリファイン版として「かきつばたM800版」の開発を行った。これら一般利用者用「かきつばた」では、特に、教材ファイルの機能別管理構造の導入による利用者の教材開発効率の向上や各種設定の自動化、簡易化等による利用者負担の軽減を中心としてシステム関係プログラム全体にわたる整備を行った。また、CAL教材の開発を支援する各種ユ-ティリティ・プログラムの開発とマニュアル類の整備を行った。その成果は、「かきつばた」システム提供媒体としてFD2枚に整理されるとともに、3冊の添付印刷物として刊行された。 また、一方で、「かきつばた」システム上における学習環境の設計に関する検討を開始し、いくつかの実験的プログラムを作成した。これらの実験を通して、学習者制御型CALは、その学習効果において、伝統的なプログラム制御型CAIに劣るものではなく、また、学習者から好意的に受け入れられていることなどが明らかにされた。
|