研究課題/領域番号 |
07680234
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
武田 洋 法政大学, 工学部, 教授 (60197316)
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研究分担者 |
岩崎 晴美 法政大学, 計算センター, 助手 (20061244)
松山 佐和 法政大学, 計算センター, 助手 (20061236)
尾川 浩一 法政大学, 工学部, 助教授 (00158817)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1996年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1995年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | ネットワーク / マルチメディア / 情報教育 / 授業支援 / 電子教材 / データベース |
研究概要 |
近年、各大学では、学内のネットワークの整備と外部ネットワークへの接続がほぼ完了し、マルチメディア環境による教育設備も充実されつつある。計算機関連教育では、リテラシー教育、すなわち、レポートの作成や提出に加えて電子メールや電子ニュースによる情報の交換、WWWによる情報の検索や活用などの教育が求められている。ところが現状では、教育環境がハード的に整えられても、適切なソフトウェアがないため学生は操作法の収得に手間どり、教員は教材作成や提示に煩わされ、教育現場のスタッフの負荷が大きく、使いこなせない状況にある。これを解決するため授業支援システムの構築と電子教材データベースの作成を行った。 (1)現有の授業支援システムの検討と改良 検討項目は、管理者側では授業登録と多人数の受講生登録・管理機能、教員側では課題・教材・掲示の提示機能、レポートの参照・採点・評価・成績管理機能、出席管理機能、学生の個別指導機能、学生側では課題・教材・掲示の参照とレポートの提出である。これらの項目の検討により、新たに成績管理機能、電子メールを使用した学生の個別指導機能を組み入れたことが成果として上げられる。 (2)電子教材や各種マニュアルのデータベースの作成 レポートを作成するためのリテラシーに関する教材(文書作成、作図、プログラム開発、電子メール・ニュースなど)と授業で使用する一連の教材のデータベースを作成した。これらのデータベースは現OSのライブラリ検索用アプリケーションにより検索可能であるが将来的にはHTML化し、Webのブラウザにより参照できるようにする予定である。
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