研究課題/領域番号 |
07680236
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
野嶋 栄一郎 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (20000086)
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研究分担者 |
古西 浩之 早稲田大学, 人間科学部, 助手 (30277793)
佐古 順彦 早稲田大学, 人間科学部, 教授 (10000069)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1995年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | インターネット / CSCW / インターカルチュラルコミュニケーション / ゲーム理論 / 囚人のジレンマ / コンピュータ通信 / ヒューマンファクター / 静止画 / 動画 / 囚人のジレンマゲーム / 教育プログラム / ヒューマンインターフェース / コミュニケーション |
研究概要 |
野嶋等は、米国ケースウェスタンリザ-ブ大学と早稲田大学との間でインターネットを利用した相互のり入れの授業を1992年以来実践している。この研究は、カリキュラム構成、理論化、実践研究の方法論、など多くの問題点を内包している。本研究では、このような実践研究を支える基礎研究であり、対話者相互のコミュニケーションを円滑するヒューマンファクターとして、対話者の画像を画面上に付加することの効果を、囚人のジレンマゲームの場をかりて検証した。その結果、以下の事実が明らかになった。 1)双方の得点の減少する可能性のあるpay off行列の場合、相手方の画像を付加した条件において、画像を付加しない条件にくらべ協調的選択肢の選択数が有為に等しい。 2)双方の選択行動の相関は、画像を付加しない場合の方が高い傾向をしめした。即ち画像付加は、相互の選択行動の際の情報量を多様にし、その結果としての選択行動に独自性をもたらす。
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