研究課題/領域番号 |
07680415
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 中京大学 |
研究代表者 |
輿水 大和 中京大学, 情報科学部, 教授 (50093026)
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研究分担者 |
村上 和人 中京大学, 情報科学部, 助手 (10239486)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | Hough変換 / 拡張Hough変換 / 直線検出 / 複合図形検出 / 中心視方向選択視 / 流し目カメラ / 初期視覚 / 特徴抽出・パターンマッチング / 中心視・方向選択視 / 特徴抽出・パターンパッチング / 特徴抽出 |
研究概要 |
本研究課題では、次のような項目についてほぼこの順番で研究を進めて、それぞれ次のような結果を得た。 (1)効率化アルゴリズムの開発 変換平面用の大容量のメモリコストを抑えるメモリ削減Hough変換法の開発と改良を行った。また、計算時間のかからない高速Hough変換法の開発と改良を行う。さらに、メモリ削減、高速Hough変換アルゴリズムの開発も行ない、実験によりその性能が発揮されることを確認した。 (2)特徴抽出機構の拡張 変換関数単独で表されるモデル図形検出に留まらず、複合モデル図形(直線を複合した凸包、など)を検出するHough変換法を研究した。通常は直線方程式を検出するタイプであるHough変換において、デジタル線分抽出を行うDTHTなる新しい変換方式も考案して、その性能を明らかにした。 (3)新しいHough変換関数 既存の解析曲線のみを変換関数としない、拡張変換関数系の条件の明らかにし、上記(1)、(2)の機能拡張への新しい可能性も検討した。例えば、パターン検出器の特性を自由に指定し、これを与える変換関数を設計する方法を確立し、パターンの位置と方向に関して、設計仕様に合わせた変換関数を幾つか提案できた。 (4)Hough変換を基本演算にもつ「画像セグメンタ」の提案 弛緩法などを参考にして、直線/円/楕円/…/一般化Hough変換を基本モジュールとしてもつ「画像セグメンタ」を提案し、例えば顔画像から瞳(円)を効率よく抽出するモジュールを完成させた。
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