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部分パターン間の相関を利用した高精度・高速手書き文字認識システムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07680421
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 情報システム学(含情報図書館学)
研究機関東北大学

研究代表者

根本 義章  東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (60005527)

研究分担者 孫 寧  東北大学, 大学院・情報科学研究科, 助手 (00236168)
安倍 正人  東北大学, 大型計算機センター, 助教授 (00159443)
研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1995年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード手書き文字認識 / 高精度 / 部分パターン / 相関 / 認識システム
研究概要

本研究では、部分パターン間の相関を考慮した高精度な手書き文字認識アルゴリズムの開発を目的とした。その研究成果を以下に記す。
(1)従来の手書き文字認識は、文字を構成する各部分の間に相関がないと考え、認識システムにおいて文字の特徴量ベクトルの次元ごとのばらつきのみしか考慮されていない。しかし、このような方法では、手書き文字のばらつきの把握ならびに高精度な認識システムの実現は望めない。そこで、本研究では、文字の各部分パターン間に相関が存在すると考え、存在することを実験より明らかにした。具体的には、手書き文字のばらつきが各部分パターン間に存在することを検証実験により明らかにした。
(2)上記の検証実験の結果を踏まえ、本研究では、部分パターン間の相関を利用した高精度な手書き文字認識手法を提案した。提案手法により手書き文字のばらつきを文字全体の単位で考慮することが可能になった。その結果、認識システムの認識精度が飛躍的に向上した。日本最大規模の手書き文字データベースETL9Bを用いて行った認識実験では、はじめて98%を超える認識精度が得られた。
以上により、当初の目的はほぼ達成したと考える。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 猿田 和樹: "係数変化型学習法とその手書き文字認識への応用" 電子情報通信学会論文誌. 6. 973-981 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 孫 寧: "改良型方向線素特徴量および部分空間法を用いた高精度な手書き文字認識システム" 電子情報通信学会論文誌. 6. 922-930 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 加藤 寧: "改良型マハラノビス距離を用いた高精度な手書き文字認識" 電子情報通信学会論文誌. 1. 45-52 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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