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フランス・スピリチュアリスムの宗教哲学的観点からの研究

研究課題

研究課題/領域番号 07710019
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 宗教学
研究機関大阪教育大学

研究代表者

岩田 文昭  大阪教育大学, 教育学部, 講師 (00263351)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードベルクソン / ラシュリエ / メ-ヌ・ド・ビラン / ナベール / リク-ル / 努力 / 反省
研究概要

フランス・スピリチュアリスムを宗教哲学的見地から系統的・包括的に研究しようとする本年度の私の研究は次のようになされた。まず第一にベルクソンの思想を努力観を中心に解明した。この研究の内容は、平成7年7月の京都宗教哲学会ならびに平成7年11月の日本宗教学会で研究発表をした。日本宗教学会での発表要旨は、『宗教研究』307号(1996年3月発行予定)に掲載される。またこの研究発表の一部は論文「ベルクソン『物質と記憶』の再検討」と題して、『大阪教育大学紀要(人文科学)第I部門』第44巻第1号に掲載された。そしてこれらの研究成果を平成7年度中にまとめ、それを『宗教哲学研究』に掲載する予定である。第二にフランス・スピリチュアリスムの定義について多くの研究書にあたった。それにより、スピリチュアリスムの全体像を二つに分けて捉えようとする私の試みを根拠づけることができた。この研究の成果は、平成8年4月中にまとめ、『大阪教育大学紀要(人文科学)第I部門』第45巻第1号に掲載する予定である。第三に、フランス・スピリチュアリスムの現代的展開をリク-ルの思想を中心に考察した論文を『哲学研究』に発表した。「リク-ルにおける反省哲学と解釈学」題するこの論文では、リク-ルの思想をビラン、ラシュリエ、ナベールの系譜において捉え、リク-ルがスピリチュアリスムをどのような意味で展開しているかを明らかにした。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 岩田文昭: "ベルクソン『物質と記憶』の再検討" 大阪教育大学紀要(人文科学)第I部門. 第44巻第1号. 33-45 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 岩田文昭: "リク-ルにおける反省哲学と解釈学" 哲学研究. 5613. 59-93 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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