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問題作題に資ずる設問回答分析図の解釈を自動的に行なうエキスパートシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 07710126
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育・社会系心理学
研究機関立教大学

研究代表者

豊田 秀樹  立教大学, 社会学部, 助教授 (60217578)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード問題作題 / 設問回答分析図 / エキスパートシステム
研究概要

テストの運用に際しては,設問毎に設問回答分析図を作成し,科目毎に試験問題を評価することによってより良い作題を行うことができる.このとき設問回答分析図は様々な情報を提供してくれるが,図的な表示だけでは解釈しきれずに,せっかくの情報を生かしきれないという欠点がある.
本研究では,大量の設問回答分析図から,問題項目の評価を文章で自動的に出力するエキスパートシステムの構築に着手した.本年度は項目の評価観点の吟味,出力される文章の洗練を行った.まず項目の統計的性質を自動的に解釈するために,着目する項目の特性を明らかにする必要があった.国立大学入学者選抜研究連絡協議会では,島貫の方法,清水の方法等幾つかの研究成果が発表されているが,それらの知見に加えて,米国のAERA関連の研究成果を調査し,評価観点を収集,吟味した.以上の資料収集が終了した段階で,最初のバ-ジョンのソフトウェアを作製する予定であったが,本年度の研究はここまでで一応終了した.
今後は大学入試フォーラム等に公表されている設問回答分析図のデータを入力し,試作したソフトウェアに項目の統計的性質を解釈するための文章を書かせ,その後,熟達者が解釈した場合と比較して,1.経験的に妥当な解釈がなされているか否か,2.文章は読みやすく,誤解の恐れはないか,3.他に必要な情報はないか等の意見聴取を行い,文章の洗練を行う予定である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 豊田秀樹: "入研協共同研究の合否入れ替り率に関する日程別の特徴について" 大学入試研究ジャーナル・国立大学入学者選抜研究連絡会. 5. 119-123 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 豊田秀樹: "宮崎医科大学における入試改革の効果" 大学入試フォーラム・文部省大学入試センター. 18. 25-35 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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