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ソーシャルワークにおける共通な援助プロセス・モデルの作成に関する研究-援助プロセスの項目とその作業内容の明確化を目指して-

研究課題

研究課題/領域番号 07710162
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 社会学(含社会福祉関係)
研究機関長野大学

研究代表者

中村 佐織  長野大学, 産業社会学部, 助教授 (80198209)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードソーシャルワーク / 援助プロセス / インテ-ク / アセスメント
研究概要

本研究においては、まだ十分ではないが、文献研究をふまえた仮のソーシャルワーク援助プロセス・モデルの(インテ-ク-アセスメントープランニング-介入-評価-終結)を作成してみた。そして、埼玉県と長野県の施設・機関においてヒヤリングと事例を通して、モデルの適切性と有効性の検討を行なった。その結果については、以下のとおりである。
1.これまで、日本で一般的に使用されていたインテ-クは、アメリカの文献では見られなくなり、エンゲージメントやエントリ-などが用いられている。しかし、日本で定着しているインテ-クはそのまま生かしたプロセス展開のほうが現状との関係からスムーズと考えられた。
2.インテ-クから介入までの局面と方法は、各施設・機関のソーシャルワーカーのヒヤリングや事例から工夫して行なっていることが明らかになったが、評価と終結に関しては意識して行なわれていなかった。そこで、仮の援助プロセス・モデルを用い検討した結果、医療機関のように明確に終結できる場合には、有効に機能したが、特別養護老人ホームのような長期的援助では課題が残った。
今回、提示した援助プロセス・モデルは、おおむね各施設・機関の基本的ソーシャルワーク活動内容を含むと考えられる。しかし、モニタリングやフィードバックの具体的展開(誰が、どのように、どの時点で)については、現実状況と照らして考えると、ケース量の多さや援助計画を立てた後は結果が出るまで見直しがない状況から、援助プロセス・モデルとのギャップが明らかになった。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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