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趣味・教養型学習活動を通じて獲得された職業能力に対する評価の研究

研究課題

研究課題/領域番号 07710177
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関東京大学

研究代表者

柳田 雅明  東京大学, 先端科学技術研究センター, 助手 (20260523)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードリカレント教育 / 生涯学習 / データベース / 職業資格 / カリキュラム / 通信ネットワーク / 評価基準
研究概要

趣味・教養的な学習活動によって身に付いた能力が、職業能力としてどこまで通用することができるのか、また、どのような学習活動を追加的に行うことで、職業能力を発現させることが可能となるかについて、その可能性と限界を実証的に検証することが本研究がめざすところである。
平成7年度には、その第1段階として、カリキュラム及び評価基準の日英比較分析を、電気通信普及財団助成「生涯学習援助型データベース及び通信ネットワークの研究-その実践に関する日米英三カ国比較研究-」との連携の元で、実施した。
本科研に関する日英比較に絞り込んでの結論としては、次の通りである。
カリキュラム・評価基準については、強力な理念的な根拠を持たずに、どちらといえば、現場の「草の根的」な実践が中心であることが判明してきた。しかし、そのせいもあって趣味・教養的な学習活動が与える、職業能力の獲得について、根本的な思索がこれまで欠けていることもわかってきた。どういう哲学・理念で政策を進めてべきかについて、認識不足・理解不足があり、現場での見切り発車や躊躇が生まれてきたこともわかってきた。
また、モデルケースにしても、その理論的・系統的な吟味が不足したままに、紹介されており、他での導入のための知見としては、まだまだ整理不足のままに、世の中に出回っていることが判明してきた。
ただし、以上の理念的・理論的問題点が解決されたとき、今後の現場での実践を考えれば、イギリスでのデータベース運用等の実績が大きなインフラになっているのに対して、我が国では、それも遅れていることも、また判明した。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

URL: 

公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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