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清末の近代法典編纂とその思想・文化的背景に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07710250
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 東洋史
研究機関鳴門教育大学

研究代表者

福島 三佳 (喜多 三佳)  鳴門教育大学, 学校教育学部, 助手 (30224942)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード清末 / 近代法典 / 沈家本
研究概要

清末の近代法典編纂の背後に存在した思想・文化的問題を明らかにすることを目的として研究を開始した。具体的には、「法理派」の代表として沈家本を、「礼教派」の代表として労乃宣を取り上げ、彼らの思想の背景となったものを調べるという方法をとった。
(1)まず、研究状況把握のため、中国の文献を中心として関係のありそうな研究文献を収集・読解した。
(2)この結果、基本的には沈家本の著作権である『沈寄〓先生遺書』、労乃宣の著作集である『桐郷労先生遺書』を読解することとした。また、沈家本については近年作成された年譜があり、多くの研究論文も有るのでそれらもあわせ読むこととした。また、当時の一般的な社会、文化事情を記した文献の収集・読解もこれと並行して行った。
(3)労乃宣については、その後あまり資料が集まらなかったので、参考文献の多い沈家本について先に研究を進めることとした。その成果が、著書欄に挙げた本に収録された、「清末の知識人-沈家本の法思想」という論文である。労乃宣についても研究をまとめ、なるべく早い機会に公表したいと考えている。
(4)今後は、刑法典編纂の際に論争の焦点となった、「孝」と「節」の問題について当時に人びとがどのように考えていたのかについてより明らかにしていこうと考えている。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 喜多三佳(共著): "東洋の知識人 士大夫・文人・漢学者" 朋友書店, 318 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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