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近世節用集諸本における多面的性格の把握に関する調査・研究

研究課題

研究課題/領域番号 07710291
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 国語学
研究機関岐阜大学

研究代表者

佐藤 貴裕  岐阜大学, 教育学部, 助教授 (00196247)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード節用集 / 江戸時代 / 辞書
研究概要

本研究においては、次のような作業等をおこなった。
1.節用集における付録の内容・量の調査 五〇〇内外も存するすべての異本に同様の調査を行うことは不可能なので、まず、異本のなかから約30本を選びだし、それらについて内容・傾向(挿絵などによるビジュアル化の度合い)・量などについてデータを収集し、今後行う予定の拡大調査への準備とした。
2.書名調査 現存する近世節用集のすべて(約五〇〇種)を網羅しようとデータを各図書館および『節用集大系』などにより収集した。現在は、パソコン上にて表計算ソフトの形に収録し、今後の分析等の準備とした。なお、佐藤のみの調査ではすべての異本にあたることは不可能であるので、書名部分の調査結果については、『岐阜大学教育学部研究報告 人文科学』第44巻第2号に掲載し(平成8年3月7日現在印刷中)、他の研究者からの情報を募ることとした。
3.価格調査 書籍目録などによる調査は、影印されたものについて終了することができた。ただし、価格の記入されたものは近世前期に偏る傾向があり、後期分の補充が今後の課題として残ることとなった。なお、他の種の書籍の価格と比較も重要であり、この点についての手法も考案する必要がある。
4.古文書コレクション調査 古文書等の報告書を収集・複写し、OCRによって読み込み、データ化した。とりあえず、今回は岐阜県美濃地方および愛知県尾張地方を中心とすることとなった。さらに、データを活用すべく、コレクションごとの位置づけ(総庄屋・庄屋、町部住人・農山漁村住人など)の整理を加えつつある。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 佐藤貴裕: "近世節用集名考-資料篇-" 岐阜大学教育学部研究報告. 44-2. 25-37 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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