研究課題/領域番号 |
07710300
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
国語学
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
藤原 浩史 日本女子大学, 文学部, 講師 (00219065)
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研究期間 (年度) |
1995
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研究課題ステータス |
完了 (1995年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 平安和文 / 敬語動詞 / 待過表現 / 貴族社会 / 語景 |
研究概要 |
1.敬語動詞用例データベースの作成 (1)平安和文資料における敬語動詞の用例を機械可読化(入力)した。 また、意味の対応する補助動詞を下接した動詞の敬語形式も入力した。 (2)上記データに動作主体・対象・文脈の情報を付加した。 (3)ただし、資料と機械の制約から、データベース化は土佐日記・伊勢物語・平中物語・大和物語・枕草子・源氏物語・栄花物語の7作品にとどまった。資料範囲の拡充は継続する。 2.敬語動詞に関する考察 (1)上記データベースを基礎として、「社会組織上の支配-従属」の関係と「社会階釈上の上位-下位」の関係が発現形式にどのように対応するか、考察した。 (2)その中で、会話文において命令・禁止の表現形式について分析をまとめた。 これは、敬語表現をふくむ待過表現の一般規則(上位-下位)と特殊規則(主-従)としてまとめ、一部を『日本語学』14-11に公表した。 語景的敬語形式(敬語動詞)と文法的敬語形式(動詞+補助動詞)の全体的な集約は現在進行中である。
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