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江戸初期説話集『古今犬著聞集』多角的解析のための基礎データ作り

研究課題

研究課題/領域番号 07710313
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 国文学
研究機関八戸工業高等専門学校

研究代表者

大久保 順子  八戸工業高等専門学校, 一般教科, 講師 (30259791)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1995年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード日本文学 / 近世初期 / 説話 / 椋梨一雪 / 古今犬著聞集 / 貞門俳諧 / 随筆 / 井原西鶴
研究概要

(1)データベース入力のためのテキストの活字翻刻資料作成
椋梨一雪の江戸初期説話集『古今犬著聞集』(1684)東北大学狩野文庫本(写本、全十二巻)本文の活字翻刻資料を作成、紀要発表(平成5・6年度調査より継続)と出版(平成8年3月刊)作業を進め、表記内の旧字異体字等の(Mac日本語入力機能に対応した)第二水準までの校訂を検討した。
(2)Apple社Macintosh(4th Dimension)による本文カード入力設定の検討
(1)平成3年度八戸高専科研費研究「哲学フォーラム」ソフトの日本語古典文献への応用として、本年度は巻一(39話)のモデル入力カード作成を通した索引項目の設定を行う。多角的検索のため、カード一件分の文章の分節化を工夫した。
(2)本分・人名・地名・寺社名・年代等のカテゴリー・カード構造を与え、それぞれの項目検索と注釈の入力を可能とした。検索の基本の本文カードに本文番号・話名・年代・類話文献・本文引用欄・参考文献の各欄を、また、京都大学所蔵写本との本文校異の記入を目的としたメモ欄等を設定した。
(3)試験的入力・可動の模様から、原写本のどの冊・丁表裏・巻・話かを認識できるよう、本文番号の再設定を行い、今後のカード入力作業の継続の基礎を作った。
(4)検索カードの印刷(Microline PSII)設定を検討した。
(3)注釈作業をもとにした本文研究の発表 巻六の二五「京極丹後守事」の事件考証、巻八の八「依火の札に蜜夫顕事」の西鶴作品との対比作品論的論考を行った。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 大久保順子: "『古今犬著聞集』所収話考(1)-京極丹後守南部配流事件説話と盛岡藩『雑書』-" 地域文化研究(八戸高専地域文化研究センター). 第4号. p165-186 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 大久保順子: "東北大学附属図書館狩野文庫所蔵『古今犬著聞集』巻四、巻五" 八戸工業高等専門学校紀要. 第30号. p137-150 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 大久保順子: "「恨み千万近所へ縁付」-『本朝桜陰比事』試論-" 日本文芸論稿(東北大学文芸談話会). 第28号. (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 大久保順子: "東北大学附属図書館狩野文庫所蔵『古今犬著聞集』本文翻刻" 大久保順子, 150 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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