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クローズド・キャプションを利用したデータベースの作成

研究課題

研究課題/領域番号 07710339
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 英語・英米文学
研究機関専修大学

研究代表者

佐藤 弘明  専修大学, 商学部, 助教授 (60187226)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードデータベース / コンピュータ / クローズド・キャプション / 映画 / レーザーディスク / マルチメディア / 口語英語 / コーパス
研究概要

今年度の研究により,アップル社のマッキントッシュを使用した,世界最大規模のマルチメディア型データベース・システムが完成した。データベースには,映画372作品,328万語のセリフが登録されている。データベースからは,任意の語句を数秒から数十秒で検索でき、しかも、それらの語句が使われる場面の音声・映像を確認することができる。このデータベースを使った研究成果は次の3点である。
1.論文「クローズト・キャプション付き映画における語彙の使用頻度について」では,映画で使われる砕けた話し言葉の語彙と,大学英語教育学会(JACET)の教育研究委員会が「JACET基本語4000」として発表した単語のリストとの違いを調べ,口語英語で使用頻度の高い語句を明らかにした。この研究成果は,高等学校でオーラル・コミュニケーションの授業や大学での口語英語の教育に大きな貢献が期待できる。
2.平成7年度の大学英語教育学会の全国大会(於:成城大学)での口頭発表「クローズド・キャプション付き映画でのuh-huhの用法について」では,映画で使用頻度の高かったuh-huhという語を例にして,辞書の説明では発音や使われる状況が十分に理解できない点を指摘した。マルチメディア型データベースを使って,uh-huhとuh-uh, uh-oh, mm-hmm, mm-mmなどの語との違いを分かりやすく説明できることを明らかにして,口語英語の教育に映画を利用したマルチメディア型データベースが有効であることを論じた。
3.米国シカゴで1996年3月に開催される第30回TESOL国際年次大会で口頭発表「Perspectives on multimedia language teaching」の発表者の一人として,今回の研究成果を世界の研究者に対して発表する。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 佐藤弘明: "クローズド・キャプション付き映画における語彙の使用頻度について" 映画英語教育研究. 1号. 22-29 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 佐藤弘明: "アメリカ映画におけるbe gentleの用法について" 情報科学研究(専修大学情報科学研究所発行). 16号. (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] Hiroaki Sato: "“A Multimedia Database of Movie English" in Multimedia Language Teaching" Logos Intermational, 10 (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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