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大規模な電子化コーパスを利用した日本語研究の方法論と諸問題に関する実践的検討

研究課題

研究課題/領域番号 07710357
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 言語学・音声学
研究機関大阪外国語大学

研究代表者

田野村 忠温  大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (40207204)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードコーパス言語学 / 日本語学 / 電子化コーパス
研究概要

本研究の主要な成果について記す。
1.ソフトウェアの開発・改良
現代日本語の研究に大規模な電子化コーパスを利用することを可能にするためのソフトウェア群を開発・改良した。
すでに前年度までに試作を終えていた『朝日新聞』記事データベースCD-ROM読み出しソフトウェアを改良するとともに、『毎日新聞』CD-ROM、『日本経済新聞』CD-ROMのための読み出しソフトウェアを新規に開発した。これらを用いれば、CD-ROMに収められた膨大な量の新聞記事データを通常のテクストファイルに変換することができる。そうしたテクストファイルに対しては、検索を始めとして任意の処理を施すことができる。
また、語句の用例を検索したり、検索結果を整理・分析するためのソフトウェア群を試作した。
2.事例研究
上記のソフトウェア群を利用して、現代日本語の文法・語彙の具体的な問題についての分析を行った。何種類かの語句の用例を大量に検索して、ソフトウェアを利用して整理・分析し、現実の言語事実に基づいた綿密な記述を追求した。
3.コーパス言語学の方法論についての一般的検討
電子化コーパスを用いた日本語研究は現在萌芽の段階にあるが、今後そうした研究が進むべき方向についての指針を示すべく、コーパスを用いた日本語研究の可能性と問題点について様々な角度から検討し、論文の形で発表した。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 田野村忠温: "日本語研究の限界" 日本語学. 14-4. 80-88 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 田野村忠温: "パソコン利用の現状と課題-意味" 日本語学. 14-8. 53-62 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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