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1980年代後半から90年代における日米欧民主主義国の政治の変化-民主主義体制の変化と危機を中心に-

研究課題

研究課題/領域番号 07720047
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 政治学
研究機関東京大学

研究代表者

加藤 淳子  東京大学, 教養学部, 助教授 (00251314)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード民主主義 / 比較政治 / 日本 / イタリア / 東アジア
研究概要

本年度の研究においては、当初、統計処理等を中心に概括的に、1980年代後半から90年代にかけての民主主義体制の変化をとらえようとしたが、多くの国々で変化が続行中であること、またこの話題に関して、関係文献が出版されたことなどを考慮し、中でも、最も関心の高い分野である、日伊の比較、東アジアの新興産業国における変化にしぼり、研究をまとめることとした。本年度後期に、韓国とイタリアで国際シンポジウムに参加できたことも、研究をまとめることもできたことに貢献している。日伊に関しては、両国の最近の政治変化を、従来のような国際政治的背景や政治文化に関する共通項のみではなく、リ-ジョナリズムの有無や宗教政党の位置付けといった相違点から、比較分析しようとする新たな観点を設定する結果となった。また、東アジアNIESの研究では、産業化が進んだ上での、民主主義体制の安定化を題材として、民主化と産業化の相互作用におけるラテン・アメリカとの相違、産業化の下での市場と政府の比重の変化等、新たな問題関心を持つに至った。今後は、これら論文を雑誌に発表するとともに、民主主義体制の研究を、国家財政、特に、歳人の側面から見た、福祉国家の形成と変遷という観点から、分析することを目標とする。シンポジウム発表論文は下記の通りである。
1) Capitalism and Democracy in northeast Asian countries : A Preliminary view the International Symposium of Korea, Japan, China and United States in the 21st Century-Towards World Peace and Prosperity, Seoul Korea, November 20-22, 1995
2) Japanese Political and Economic Development : Before and After the Recent Political Changes the Japan-Italy Symposium, Milan & Rome Italy, 4-7 December 1995
3) Party and Factions : Italian Christian Democrats and Japanese Liberal Democrats the Japan-Italy Symposium, Milan & Rome Italy, 4-7 December 1995

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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