ウィンドウズ環境下におけるパソコンのアプリケーション・ソフトを用いた会計情報の分析方法について研究した、データベースとして日本経済新聞社から提供されている「NEEDS 日経財務データ」および「NEEDS 連結財務データ」などを用いた。今年度中に開発した。もしくは開発途中の成果は以下のとおりである。 1.以前に開発した主成分分析法による連結企業評価システムをウィンドウズ環境においても利用(統計ソフトウェアとしてPC-SASを使用)できるように同システムを改善した。 2.表計算ソフト(Excel)およびデータベース・ソフト(Access)を用いた会計情報を分析するためのシステムを開発中である。 3.COBOL言語を用いたコンピュータ会計システム(伝票、総勘定元帳、試算表、財務諸表をコンピュータを用いて作成するためのシステム)を開発中である。 将来的には、連結会計情報の有用性を実証的に研究する計画です。この場合、連結企業集団の株価・会計データ、およびアンケート調査に基づくデータなどを、統計分析ソフトウェアであるSASを用いて分析することにより、研究を進めたいと考えております。
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