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代数多様体の楕円型小特異点

研究課題

研究課題/領域番号 07740008
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 代数学
研究機関千葉大学

研究代表者

安藤 哲哉  千葉大学, 理学部, 助教授 (20184319)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1995年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード特異点 / 代数多様体 / 代数幾何 / 小特異点
研究概要

この研究で以下のような画期的な成果が得られた。本年度の研究は高次元楕円型多様体Xの楕円型孤立小特異点(X,x)に関するものであって,その小特異点解消f:Y→Xの例外集合C=f^<-1>Xによって,その構造を研究するものであった。特にCが既約で非特異な場合が興味の対象であった。2次元の場合と異なり,Cの法線束N_<C/X>が負であることが期待できないことが,3次元以上の問題であることを,以前から私は指摘していた。しかし,そのような具体例は今まで知られていなかった。この点に関して,私は以下の結果の一部を簡略化して述べると以下のようになる。
N_<C/X>の部分ベクトル束で次数最大のものをMとし,a-degM,b=degN_<C/X>-aとすればa+2b<0が成り立つ.
逆にqを任意の非負整数,a,bをa+2b<-dimX+2(a【less than or equal】0,b<0)を満たす任意の整数とすれば,genus(C)=gで,N_<C/X>の部分ベクトル束で次数最大のものをMとしたとき,a-degM,b=degN_<C/X>-aとなるような(X,x)を構成することができる。
実際に得られた結果の全体は,紙面の制約上詳しく述べられないが,上記よりもっと精密な評価や,有理性に関する諸結果を含むものである。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Tetsuya Ando: "On the normal bundle of an exceptional curve in a higher dimensional algebraic munikkl" Mathematische Annalen. 403(To Appear).

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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