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結び目のDehn手術に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07740077
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 幾何学
研究機関日本大学

研究代表者

茂手木 公彦  日本大学, 文理学部, 専任講師 (40219978)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1995年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードDehn手術 / Seifert多様体 / Satellite結び目 / 結び目解消数 / 絡み目解消数 / Montesinos結び目(絡み目)
研究概要

結び目のDehn手術でいつSeifert多様体が生じるか?という問題に解答を与えることを主目的に研究を行ってきた。これまでの研究で結び目がsatellite結び目のとき次の事実が得られていた。Seifert多様体を生み出すDehn手術は整数係数のDehn手術であり、そのようなDehn手術は高々4個しか存在しない。(これらの事実は宮崎氏との共著論文Seifert fibred manifolds and Dehn surgeryにまとめられ専門誌Topologyから出版予定)。そこではsatellite結び目に対するmodificationという操作が本質的な役割を果たしていた。本研究ではmodificationをさらに詳しく調べSeifert多様体を生み出すDehn手術の個数が高々2個になることを証明し、更にもしそのようなDehn手術が2個存在すればそれらの手術係数は連続した2整数であることを示した。また本研究で連続2整数m,m+1に対しm-Dehn手術とm+1-Dehn手術がともにSeifert多様体を生み出す例を具体的に構成し上の結果が最良のものであることを示した。これらの結果は宮崎氏との共著論文Seifert fibred manifolds and Dehn Surgery IIにまとめられ現在投稿中である。
またSeifert多様体を生み出すDehn手術の研究はMontesions結び目(絡み目)の結び目解消数(絡み目解消数)の研究と密接に関係しており、本研究において4個以上のbranchをもつMontesinos結び目(絡み目)の結び目解消数(絡み目解消数)が1になり得ないことを証明した。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] K. Miyazaki: "Seifert fibred manifolds and Dehn surgery" Topology. (発表予定).

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] K. Motegi: "A note on unlinking numbers of Montesinos links" Rev. Mat. Complut. Madrid. (発表予定).

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] 林 忠一郎: "切り貼りの技法とグラフ理論" 数字 日本数学学会編集 岩波書店. 47. 377-393 (1995)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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