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計算機物理学における高速分散演算システムの構築に関する基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 07740232
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関高エネルギー物理学研究所

研究代表者

田中 真伸  高エネルギー物理学研究所, 物理研究部, 助手 (00222117)

研究期間 (年度) 1995
研究課題ステータス 完了 (1995年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1995年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード高速分散並列演算システム / ネットワーク / ハードウエアディスクリプション言語 / ノードコンピューティング
研究概要

本研究は、計算機物理学での高速分散並列演算システムのモデルを作り、シミュレーションを行いモデルを評価した後に、原理を実証するために実際に演算システムを組み立てることを目標としていた。
更に具体的には、演算処理システムの性能を向上させるために演算処理能力がシステムの大きさに比例する構成を考え製作評価することにより演算処理システムの性能向上をねらっており、ノードコンピューティングという概念(それは多数の演算処理部が巨大なネットワークで相互に接続されており、その接続方法は自由に変えることができるようなものである。演算処理部は入力されたデータに対し簡単な演算を施し次の演算処理部へ送る。データは巨大なネットワーク上を流れるうちに最終結果となる。このようにすれば演算処理部で能力が制限されることがなく、かつネットワークの接続を変えることで色々な計算対象への応用が可能となる。)を考え、それに対する具体的なハードウエアをシミュレーションを基に、設計し製造することが最終的な到達点となっていた。シミュレーションに関しては、現在、すでに決定されたネットワーク構造を基にデータの受け渡しおよび、バッファリングの方法について検討中であり、その結果を雑誌投稿する予定である。ハードウエアの設計制作に関しては、すでに決定されたネットワーク構造にあうようなものをハードウエアディスクリプション言語と呼ばれるものを使用し設計を終了させた。これを基にもう一度全体のシミュレーションを行った後、ハードウエアの制作に取りかかる予定である。

報告書

(1件)
  • 1995 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] C.Fukunaga,M.Tanaka et al: "Data Scannir System of the BELLE Silicon Vertex Detector" Conference Issues of the IEEE TNS RT′95. (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] T.Korhonen,M.Tanaka et al: "Operator interface and control system for silion detector readout" Confenevo Record of the IEEE TNS RT′95. (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] C.Fukunaga M.Tanaka et al: "Aproto type data acguisition system for the BELLE veitex detector" Conference Issues of the IEEE TNS′95. (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書
  • [文献書誌] T.Korhonen M.Tanaka et al: NIM A. (1996)

    • 関連する報告書
      1995 実績報告書

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公開日: 1995-04-01   更新日: 2016-04-21  

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